相原 豊(あいはら ゆたか)
YUTAKA AIHARA
1979年6月21日生まれ
WORK:
サッカー指導者
ユタカフットボールアカデミー(タイ/バンコク)代表




YUTAKA AIHARA
1979年6月21日生まれ
サッカー指導者
ユタカフットボールアカデミー(タイ/バンコク)代表

ろう学校に行ったらさ、みんな早々と準備してるのね。
着替え終わって、やる気満々な感じ。
普段はここからご自由にボール蹴ったりしてるんだけどこの日は・・・

む?

むむむ???
誰だ?
アップなんて教えた奴は?
ボクの生徒がアップとかやっちゃってるよ。
そんな中。
遠くで一人こんなアップをしてるチビッ子が。
なんか、可愛くない?
で、アップしたコイツ。
練習途中で足が痛いから休むだって。
もう、なにがなんだか・・・
Read Comments (0)いつもお調子者のコイツ。

ピッコロさんね。
コイツさ、こうやってお調子に乗ってたんだけど、この後なんか悪さしてたみたいで、先生にすんげえ怒られたのね。

もうね、明らかに顔ひきつっちゃってるの。
背中、バンバン叩かれてるし。
そんな怒られてるピッコロ。
それを見るのが好きなコイツ。

超嬉しそう。
怒られて戻って来たピッコロをコイツはね・・・

怒られてやんのみたいな感じで。
したらよ。
みんなで一斉攻撃よ。

落ち込み中のピッコロ、されるがまま・・・。
こんな時。
橋田は大人だね。

我関せずで黄昏中。
アイツ、最近分かったけどマイペース過ぎ。
最近多くなったろう学校の更新。
他にネタも・・・なんて寂しい事は置いといて。
最近、白熱のろう学校のサッカーよ。

試合はもちろん頑張るし。
休憩時間もみんなボール蹴るし。
とは言え、橋田の休憩時間の定位置はコチラなんだけどね。

こんなきれいな球体見た事ないでしょ?
その橋田も試合になりゃガッツリ戦うよ。
ある日、ゲーム中にPK獲得。
特別ルールのPKで遠くから無人のゴールに向かって蹴って、入りゃゴール。
そして、キッカーは橋田。
自信を持って・・・
なんてことはなく・・・

何かにお願い。
更に・・・

もっとお願い。
コイツ、マジかよ・・・
で、結果。

ビックリするくらいの大外れ。
ま、そんなもんだな。
3月、バンコクにてコイツ等のイベントを開催予定。
お知らせするからお暇な人は見に来てね。
ろう学校にて。
学校に行くと、古い方のユニホームが。

来週から新しいユニホームねって言ったのにね。
で、みんなにこのユニホームじゃ練習しないっぞって言ったのね。
どうする?どうする?
ちょっとした会議が。

こういうやばいって感覚は、持ってるらしい。
で、みんながオドオドしてる中・・・。
お気楽なピッコロ大王がやって来たの。

一人空気感違うし・・・。
そんなヤツを見かねた、同い年に。。。

細かくは何言ってるか分かんないけど、”お前、空気読めよ。”みたいな感じだろうね。
結局、こいつらがユニホームを見つけて持ってきて万事解決。

うちは橋田だけじゃないよ。
こんな茶番、しょっちゅうよ。
金曜日は孤児院の日。
孤児院の隣にろう学校があるから、チラッとろう学校を見てみたらね。

勝手にサッカーやってたのね。
う~ん、サッカー好きなんだね。
なんか嬉しいよね。
そのサッカーの中から現れましたるわ、橋田君。
父ちゃんが迎えに来たって走ってやってきたの。
で、その父ちゃんと橋田。

あんた、良い息子もったよ。
でね。
その父ちゃんの乗ってきた車。
シボレー。
実は、橋田んち結構金持ちなのかも・・・
心なしか、橋田から気品を感じてきたよ。
日本で手話で人の名前とか言う時ね。
例えば小山さんって人がいるとして、小さいって字と山って時の手話で、「小」「山」を表すのね。
まあ、仲良くなったらあだ名もあるんだろうけど。
で、タイの場合。
身体の特徴だったりが手話での名前になるのが多いね。
例えば顎の尖ったコイツはこんな感じ。

まつ毛の長いコイツはコレ。

だから、名前を覚えるのは結構楽しい。
なるほどねなんて思ったりして。
ちなみに橋田。
日本だと「橋」と「田」で表すけどコチラタイですと。

眼なんだね。
垂れた眉毛じゃないんだね。
タイだけじゃなくって、日本の手話もやってみると楽しいよ。
前のトーケンカップで孤児院連れていったでしょ。
言われるのよ。
”橋田はどこ?”って。
橋田はろう学校ですから。
で、その橋田はこの日もいい感じ。
前日に赤いユニホーム着たから、この日は白の前のユニホーム。
着替えてるみんなの姿を写真撮ってたのね。
橋田の体系。
橋田過ぎだろ。

橋田過ぎってのがどんだけのもんか分かんないけど、なんか橋田過ぎなんだよね。
で、着替えてる最中、カメラに気づき・・・

何、ハラ凹ましてんだよ。
色んな所で橋田橋田と聞きます。
みんな、コイツを愛してやってね。
そのうち、表舞台に立てる環境を作るから。
ろう学校のサッカーに新入りが。

名前は手話で”まつ毛”君って言ったところだね。
毎回、サッカーやらせてって言ってくるけど、コイツの内容が幼すぎて入れれなかったの。
でも、情熱に負けて入れてあげたのね。
したら翌日。

トレシュー購入。
”お母さん、ボクサッカー始めたんだ。”
”あら、じゃあ靴買わないとね。頑張るのよ。”
こんな微笑ましい会話を勝手に想像して、歳のせいか勝手にウルッときそうになった。
涙が出そうになったけど、まつ毛のサッカーを見たらため息が出てきた。。。
昨日はろう学校の子を連れて日本人の子と練習試合。
今回は2回目ね。
で、グランドに早く着いたろう学校の子。
早速サッカーやりまくり。
いつもコンクリでやってるから人工芝に心踊らされてるよね。

でもね。
本当に人工芝に心踊ってるのはコイツよ。
サスガ、橋田君。
人工芝の楽しみ方を知ってるよね。

大人の余裕ってやつだね。
これに釣られて他の奴らも。。。

平和すぎる。。。
この日、橋田はコロンブスとなる。
で、試合の方ね。
思ったより試合になったよね。
ろう学校の子がボッコボコにやられると思ったんだけど、結構頑張ってたね。


今回は日本人の子も少し慣れたみたいで、試合はスムーズだったね。
試合後もなんか仲良さ気だったし。

また、やりましょう。
